2015年7月10日
『Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド』【2015年6月1日版】を公開しました。
・『Android アプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド』【2015年6月1日版】
・「サンプルコード一式」 【2015年6月1日版】
・『Android アプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド』【2015年6月1日版】英語版
・「サンプルコード一式」 【2015年6月1日版】英語版
報道関係各位
JSSEC、『Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド』2015年6月1日版を公開
一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会
一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC:会長 安田浩)の技術部会 アプリケーションWG 「セキュアコーディンググループ」(以下 本グループ:リーダー 松並勝)は、2012年6月に公開した『Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド』(以下 本ガイド)の改訂版となる2015年6月1日版を本日より公開しました。
■2015年6月1日版の改訂内容
本ガイド2015年6月1日版では以下二項目を追加しました。
改訂内容 |
1. 最新の統合開発環境 Android Studioに対応 |
2. Android Lollipopまでの変更に対応 |
2014年12月にGoogleがAndroidアプリの統合開発環境Android Studioを発表しました。以前まではEclipseのプラグインベースのADT(Android Development Tools)が開発環境として標準的に利用されていましたが、ADTは2015年12月にサポートが打ち切られることが案内されており、今後Androidアプリの開発環境はAndroid Studioへの移行が進みます。
それに伴い、本コーディングガイドも最新のAndroid開発に対応すべく、掲載しているサンプルコードのすべてをAndroid Studio対応いたしました。
また、ガイドの発行以来、AndroidのOSも毎年のようにアップデートされており、そのセキュリティ機能も更新されてきております。この状況を踏まえ、今回、本セキュアコーディングガイドに記載されている内容を、発行時点で一般公開されている最新バージョン Android Lollipopまでの変更に対応いたしました。
■本ガイド概要
本ガイドはAndroidアプリケーションのセキュリティを考慮した設計・開発のノウハウを集めた文書です。アプリケーション開発現場で「使う」ことを想定した文書構成が特徴です。各テーマの文書は、忙しい開発者向けにお手本となるサンプルコードを紹介したサンプルコードセクション、サンプルコードの背景にあるセキュリティ観点の留意事項をまとめたルールブックセクション、さらにセキュリティの理解を深めるための話題をまとめたアドバンストセクションで構成されています。
【特徴】
- 開発者視点で構成された「使える」ガイド文書
- コピーペーストして使える安全なサンプルコード付き!「Apache License 2」で商用利用可
- タイムリーなノウハウ共有が前提、継続的な内容拡充・改善
『Android アプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド』2015年6月1日版
『Android アプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド』2015年6月1日版 英語版
以上
【日本スマートフォンセキュリティ協会について】
2011年5月 設立され、2012年4月に法人化された日本スマートフォンセキュリティ協会は、個人への普及が目覚しくビジネス分野においても今後、普及・利用が拡大されることが期待されるスマートフォンやタブレット型端末の様々なセキュリティ上の課題を解決し、普及促進を目指しています。特にビジネス分野での活用においては、様々な課題を解決するための取り組みを行っており、スマートフォンの総合的なセキュリティ対策を啓発することで、日本から発信するスマートフォンの普及促進を目指してまいります。
【お客様からのお問い合わせ先】
日本スマートフォンセキュリティ協会 事務局
Tel: 03-6757-0159 E-mail:
【報道機関からのお問い合わせ先】
日本スマートフォンセキュリティ協会 事務局
Tel: 03-6757-0159 E-mail:
*「日本スマートフォンセキュリティ協会」、「日本スマートフォンセキュリティフォーラム」、「JSSEC」は、日本スマートフォンセキュリティ協会の商標です。
*その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。
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